前回のお話はコチラ!
冒険に必須の攻略本を見てみるとジッカ・ニーワ王国は6つの地域に分けられているらしい。
ハー・タケー村
ジャーグチー湖
グランドハボタン
ジャーリジャーリ
残り一つは、ラーンターン孤島
拾った地図にはそれぞれの場所に印がされていた。
ワタシ「とりあえず近くのハー・タケー村に行きましょ」
ボク「実は高所恐怖症だから行けな・・」
ワタシ「ほら、つべこべ言わず行くわよ!」
ボク「・・・はい」
2人は拾った地図の持ち主を思い出してみた。
特徴はウルフの旗を掲げていたこと
ボク「あとは・・・青リンゴとか叫んでた?」
ワタシ「いや、それは捕まってた青リンゴが好きなただの盗人!!」
そんな会話をしていると、いつの間にかハー・タケー村にたどり着いていた。
ボク「あれ?思ったより高いところじゃない・・・」
勘違いしていたのをワタシに突っ込まれないようにコソコソしていると
ハッハッハ
と笑いながら農家さんが話しかけてきた。
農家さん「ここは畑が多いことからハー・タケー村と言われているんだよ」
実はここはある果物で有名な村らしい。
2人は拾った地図の持ち主の特徴を農家さんに聞いてみることにした。
そいつらは!!
農家さんは怒りを込めた声でそう言った。
農家さん「ウルフの旗を掲げていただって!?今日ヤツらに真っ赤なりんごを盗まれたんだ!!」
なんと彼らは真っ赤なりんごを盗むことを生業としているウルフ盗賊団だったのだ。
そのことを聞いた2人は険しい顔をして見つめあった。
そしてボクとワタシは頷き、農家さんに約束した。
ボクとワタシ「この地図を使って必ず真っ赤なりんごを取り返します!」
そう、2人は悪い奴らを許せないのだ。
たまたま拾った地図から思いがけない冒険が始まった。
つづく・・・
つづきはコチラ!