第一話はコチラ
【第二話】ただ見学してただけなのに・・・
キャサリン「カーン管理官聞いてください!!」
ボブ「かくかくしかじか」
ふむふむ、と精悍な顔つきな警察官はうなずきながら何かを考えているようだ。
カーン管理官「挨拶が遅くなって申し訳ない。私はポリスドッグスクールの管理官をしているカーンです。」
ボク「初めまして!ボクと申します!」
カーン管理官「君の話は聞いたよ。この犬達にこんなに懐かれているなんて驚きだ。そこでボク君にお願いがあるんだ。」
カーン管理官「ぜひポリスドッグスクールに特別入学して君の力を貸して欲しい。」
ボク「!?」
ボブ「犬に噛みつかれてみない?」
キャサリン「警察犬と一緒に泥棒を捕まえるのよ!!」
驚いて声が出ないでいると背後から大声が聞こえた。
妻「スゴイじゃない!!ぜひお願いします。」
我が子「キャッキャッキャ(お父さん頑張って)」
カーン管理官「よし、それでは頼むぞボク君。」
そう言われて警察手帳を渡された。
ボク「はい!!頑張ります!!」
正直憧れだった警察官になれるなんて夢にも思っていなかったボクはやる気に満ちた声で返事をした。
カーン管理官「これから厳しい訓練があるが頑張ってくれ」
キャサリン「ビシビシ行くわよ!」
ボブ「後輩ができた!!」
警察犬「ワンワン!!」
なんだか分からないけれどポリスドッグスクールを見学していたボクはその日警察官になった。
カーン管理官
ポリスドッグスクールの管理官をしているよ。
いつも落ち着いていて皆んなから頼られる存在。
好きな食べ物はホットドッグ